遊悠白書　ＧＯＮ

山口県　蓋井島

こちらの島は山口県蓋井島。
ヒントでピンときた人が多くて・・・
ヒントだしすぎーというクレームもきました。

なんかショック。というか・・・
みんな島っこ？

島っこゴンとしては・・
ちょっとショック。

なので次はノーヒント期間を長くしとこ。


蓋井島は
日本海の響灘にぽっかり浮かび、
周囲を険しい断崖に囲まれた緑と神話の島です。
島の名は、神功皇后が三韓征伐の時、この島の水の池と火の池の二つの井戸を蓋で覆ったことに由来しています。


７年目ごとに山の神の神事が有名で、多くの見学者とともに、昔ながらの神事が今も（形を少し変えていますが）行われています。そろそろ次の神事の時期ではないでしょうか。・・・もう少し先か。
民俗学的にも貴重な神事のひとつです。
辰と戌の年の11月20日前後に行われています。


島人は「一の山」から「四の山」のいずれかに属しており、
各組がそれぞれの森を中心に昔ながらの神事を伝えています。
神事の一日目は夕刻から「神迎え」が行われ、二日目と三日目は「賄い」が行われます。
四日目は、神事のクライマックスで、一の山の当元家で「神送り」の神事が始まり、順に四の山の当元家まで行われるのです。
この後、神送りの行列が行われ一の山から順にそれぞれの山で「神鎮めの神事」が行われていきます。
神事終了後、島民や見学者は小学校グランドに集まり餅まきが行われ行事が終了します。
「山ノ神の森」には普段立ち入ったり、枯れ枝を拾うことや枝を切ることが禁じられています。それでも最近は見学者が森に立ち入るため、危惧している島人が多いようです。神様を祀る神事なのですから、ルールは守りたいものです。



蓋井島に渡るには吉見港というところから船で向います。約３５分くらい。
海の豊かなのんびりとした島。一度訪れてみてください。